ニーハマル駐日ノルウェー大使、アル・ファヒーム駐日アラブ首長国連邦大使によるパネルディスカッションを開催
2022年12月16日
グローバル教養講座の特別編として、令和4年10月15日(土)にインガ・M・W・ニーハマル駐日ノルウェー特命全権大使、シハブ・アハマド・アル・ファヒーム駐日アラブ首長国連邦特命全権大使を南大沢キャンパスにお招きし、カーボンニュートラルをテーマにパネルディスカッションを行いました。
イベントには本学都市環境学部の奥真美教授も参加し、モデレーターはタレントのハリー杉山氏がつとめ、学生を中心に100名弱の方が参加しました。
パネルディスカッションの中で、大使は2050年の脱炭素化社会の実現に向けた国際協力・都市間協力の重要性を強調されました。また、カーボンニュートラルの達成に当たっては小さなステップでも非常に意味があり、一つのステップが次世代に大きな違いを生み出すきっかけになるので、一人ひとりが意識を高く持ち、自らが模範例となることが肝要だと参加者に呼び掛けていました。
また、グローバルに活躍する人材になるための秘訣として、自身の未来について深く追求し、諦めずにやり抜くことの重要性について話があり、参加学生等の今後の活躍への期待を表明されていました。
質疑応答セッションでは、環境問題に対する意識醸成のあり方やエネルギー生成時のCO2排出量削減策について言及がありました。また、イベントの最後には参加者へのメッセージとして「グローバルな視野を持って、人類共通の課題としてこのカーボンニュートラルの問題をとらえることが重要。問題に関わることが大きな一歩になるので、自分のできることに目を向けてほしい。」と語られました。
グローバル教養講座特別編 駐日大使による対談 概要
日 時:令和4年10月15日(土)14:00~16:00
場 所:東京都立大学 南大沢キャンパス 講堂小ホール
出演者:インガ・M・W・ニーハマル駐日ノルウェー特命全権大使
シハブ・アハマド・アル・ファヒーム駐日アラブ首長国連邦特命全権大使
奥 真美 教授(都市環境学部都市政策科学科(都市環境科学研究科都市政策科学域))
ハリー杉山(モデレーター)
プログラム
- カーボンニュートラルに関する取組等紹介
- パネルディスカッション
・脱炭素社会の実現に向けて
・グローバルに活躍できる人材になるために ほか - 質疑応答